肩こりの原因
女性も男性も、身体の中で不調を感じている部分の上位に必ず入ってくるのが「肩こり」。
現代病とも言われる肩こりの原因などを調べてみました。
同じ姿勢
デスクワークの人に多いのが、座りっぱなしなどずっと同じ姿勢でいること。体を大きく動かすことがないため血流が滞って肩こりはもちろん足のむくみや腰の痛みなど、全身の不調に繋がっていきます。
一時間に一度は肩周りを伸ばしてみたり、トイレに立つついでにストレッチをしてみたり…というように、できるだけ身体をほぐしてあげましょう。
眼の疲れ
パソコンやスマホの見すぎ目が疲れている人が増えています。
目の疲れを放っておくと、いずれ眼精疲労に発展してしまい、目が乾いたり充血するだけでなく、視力低下が起きたり、自律神経のバランスにまで影響を及ぼし、肩こりなど全身症状に繋がっていきます。
パソコンやスマホの使用を控えて長時間見続けないようにしたり、色設定を目に優しいカラーに変えたり、適度に目を休める対策をしましょう。
猫背・姿勢の悪さ
人は起き上がっている時には常に首が頭部を支えている状態になっていて、さらに肩が重たい腕をぶら下げている状態にあります。
本来なら正しい姿勢を保つことでそれらの重さを分散させることができますが、スマホの使用やパソコンを置く位置、また筋力不足なども原因となって猫背になったりと、姿勢のバランスが崩れてしまう人が多くなっています。
重たい頭や腕をバランスよく支えることができないと、首や肩に疲労が溜まり肩こりを引き起こしてしまいます。
体の冷え
外気や冷房など外的な寒さが原因で体が冷え、血行が悪くなって肩こりが起きてしまうことがあります。寒さによって肩まわりの筋肉がこわばったり、厚着による衣服の重さが原因となっている場合もあります。
運動不足
同じ姿勢でいるわけではなくても、運動不足による慢性的な血行不良や筋力の衰えによって肩こりが起こりやすくなります。一駅歩く、階段を使うなど、スポーツまでいかなくとも日常的な運動量を増やすことが大切です。
ストレス(緊張)
精神的ストレスによって身体がこわばったり、自律神経が乱れることでも肩こりが引き起こされてしまいます。
身近にストレスを感じるものや人がないかどうか振り返ってみましょう。
バッグの持ち方
ずっと同じ側でバッグを持っている、重すぎるリュックを背負っているなど、荷物が原因で肩こりになることもあります。重たい荷物を持ち歩く時には適宜休憩して一度荷物をおろしたり、常に同じ側でバッグを持たないようにするなど対策を講じましょう。
自分の生活を振り返って、肩こりの原因を取り除いたり、肩こりが起きにくい身体に改善していくようにしましょう。
自宅でできる肩こり解消方法
慢性的な肩こりを感じている場合は、その原因を取り除きつつ体調を改善する対策が必要になってきます。ぜひ自宅でできる解消方法を習慣化して行っていきましょう。
入浴
冬など寒い時期はもちろん、夏場もクーラーなどで意外と身体は冷えてしまいがちです。普段シャワーで済ませるという人も、ぜひ一日に一度の入浴で全身を温めて血行をよくしてあげましょう。
ストレッチ
ストレッチで身体をほぐすことで血行をうながし、肩こり体質を改善していきましょう。
特に肩甲骨を意識して開いたり閉じたり腕を大きく回すなど、仕事の合間に座ったままでも行えるストレッチを習慣化させるのがオススメです。寝る前にゆっくりと全身のストレッチを行うことで睡眠の質を改善することもできます。
どのように動かしたらいいかわからない場合は、自己流で行わず、マッサージ店やストレッチ専門店などで適切なストレッチ方法を教えてもらいましょう。動画を見ながら真似をすることから始めてみるのも良いでしょう。
寝具の見直し
枕が合っていない、寝具がへたっているなどの理由で肩こりが起きている場合もあるため、寝具を見直して必要があれば買い替えることも検討しましょう。
人は一日のうち三分の一を寝て過ごすので、起きている間にする対策だけでは十分な効果が得られない可能性もあります。
寝具専門店などで自分に合ったオーダー枕を作ることもできます。
マッサージで改善しよう
自宅での対策で肩こりが改善できない場合は、マッサージ店などでメンテナンスを受けることをオススメします。
専門家に全身の状態を見てもらうことで、何が原因で肩こりが起きているかがわかることも多いので、まずは気軽に相談してみましょう。
沖縄でオススメのマッサージ店の情報はこちらでも紹介していますので、ぜひ訪れてみてください。